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Queen’s Code ~「王妃さまの暗号」男性のランゲージについて

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「先月ね私、『男性理解ためのワークショップ』っていうのに参加してきた!」

パールハーバーを見下ろすアイエアループのハイキングをしながら、ハワイの女友達が言いました。困った人を見ると、惜しげもなくハグをしてくれる心優しい熟女のお友達です。女性からみてもとっても素敵な人なのに、なぜか男性運が今一つ。いつの間にかバツ2の勇者になってしまい、新年は男を理解するぞと決めた決意の行動だそうです。

 

女性ばかりであったハイキンググループは「へえ、男性理解のためのワークショップですって?」と興味深々。男性理解のためのワークショップは、「クイーンズ・コード(王妃さまの暗号)http://www.queenscode.com/」と題されていたとか。

「今まで私は男性を「ちょっと毛深い女友達」くらいに扱ってきたって分かったの。私、ちっとも男性が分かるコミュニケーション取れてなかったのよ。暗号が解読できなかったって事」

つまり、彼女はどんなに好きになった男性でも、その男性の理解できるランゲージを使わずに会話をしてきた、とこういうのです。

queenscode

例えば、一日の終わりに疲れて帰ってきた女性が「ねえ、今日は外食にしない?」とご主人に言ったとします。

 

「前イタリアンがあった場所ね、覚えてる? あそこに今度新しく、ネパール料理レストランができたってお友達が言ってた。ネパール料理って私食べたことないの、あなたある? やっぱり隣の国だからインド料理みたいなものなのかしらね。なんでも日本人の口に合って、すごく美味しいっていうんだけど、試してみたくない?お店の雰囲気もなかなか素敵らしいの」

聞き手が女性の場合は、まあ、普通こんな返事が返ってくるでしょう。

 

「へえ、ネパール料理、面白そうね、行ってみたい。あそこのイタリアンってイマイチだったし、場所は悪くないのにね。ネパールって私食べたことないけど、試したい。インド料理っぽいのも好きだし。私も今日は疲れちゃった。外食、行っちゃおうか」

ところが、男性の頭の中ではその時何が起こっているかというと。。。

 

最初の質問「今日は外食にすべきかどうか」という内容を、依然吟味しているというのです。これは、男性が一回に一つの事をする習性のある生き物であるからだそうです。集中力があるというか、一点集中型というんでしょうか。(まあ、生理的に言えば精子は一点集中で卵子を目指さなければ、生存競争に負けてしまいますものね)

これは、その男性の頭の回転が速い遅いには関係ありません。彼にとっては「質問」という問題が提起されたのであるから、諸条件を考慮しそれに「答える」という解答を出す正当なプロセスを取っている、というわけです。

 

「今晩は外食にすべきかどうか。さて、今晩残りものを食べるのは嫌だし、料理をしろと言われるのも面倒くさい。今から外に買いに行ってテイクアウトするなら、外食にしてしまった方が楽かもしれない」 彼は誠意をもって、彼女の質問にエネルギーを集中しているのです。

 

ところが、彼女はその間にも、以前あったイタリアンレストランを覚えているかどうか、ネパール料理を食べたことがあるかどうか、ネパール料理とインド料理は似ているのかどうか、さらにネパール料理を試したいかどうかと、矢継ぎ早の質問です。(女性からすると、こういう関連のある情報を提供する事によって、自分の「外食したい」という要望の正当性をサポートしているつもりです。)

女性からすると、スパッと返答がないのは、「気が乗らない」「賛成できない」という事の表現と取ってしまいがちです。

 

男性が、ウーン、外食に行くべきかどうか、と考えて解答をしないでいると、なにやら雲行きが怪しくなってきてしまうことも。

 

「聴いてるの? むっつりしてちゃわかんないじゃないの。仕事終わって帰ってきてなんで私ばっかり家事しなくちゃいけないわけ? 外で食べたくないなら、そう言ってよ。疲れているのはあなただけじゃないのよ。大体、あなたはエスニックは口にあわないなんて、普段から冒険心に欠けるのよ。もっと視野を広げなくちゃ、出世できないわよ!!」

全く違う方向から攻撃の矢が飛び込むというわけです。

 

この例を聞いていた女性軍。なるほど、とうなってしまいました。

へええ、男性ってそうなんだ。そういうのが男性のランゲージなんだ。

男性の最も得意とし、またそれを誇りに思う事は、自分は甲斐性がある、つまり、この女性、このメス、メスと共に作ったこの家族を養い、守ることができることこそ、男の誇りなんですね。

「だから出世できないのよ!」という言葉は、大変男性性を傷つけてしまう禁句。こういうのは男性そのものを否定してしまう「男性タマヌキ」語とでも言いましょうか。

 

女性の皆さん、男性が、一点集中をしている最中に、ごちゃごちゃと「女性ランゲージ」でしゃべってしまう事も、これまた避けなければいけません。じっと待たなければ、こちらの思うような結果は望めないのです。

この男性ランゲージ、女性から見ると一種の暗号ですね。それを持ってこのワークショップは「王妃さまの暗号」と呼ばれていたわけです。

王妃さまの暗号のウェッブサイト:http://www.queenscode.com/

 

本名、国陶ゆかり。青山学院大学、メリーランド州立大学卒、ハワイ州立大学、コロンビア大学修士号。駐日米国大使館、在日米国商工会議所、東京中日新聞ワシントン総局などの勤務を経て、カリフォルニアのInstitute of Transpersonal Psychologyにてトランスパーソナル心理博士課程修了、心理学博士。ハワイのオアフ島でライフコーチも。著書「聴いて癒す:アメリカのホスピスの現場から」2015年Amazon Kindleより出版。

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